せん妄とは

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せん妄とは

せん妄とは、幻視や幻覚、その場には起きていないことを錯覚してしまう意識障害の状態です。居もしない人が来たと言ったり、思いがけない行動を取ったり、興奮状態に陥ってしまいます。

 

ですが、これは認知症とは違います。せん妄というのは一時的に脳の機能が低下している状態です。そのために意識障害が発生します。「一時的な脳の機能低下」というのは、急に怪我をしたり病気にかかったりして入院したときに、「身体機能が低下したとき」に起きます。

 

身体と脳は無関係ではありません。手術などで体力を消耗し、身体機能が低下しているときは、脳の機能も低下するのです。意識がはっきりしなくなり、夢うつつの状態です。そのときに認知症のように妄想状態と似た症状が見られます。

 

それが「せん妄」です。せん妄というのは。「仮性認知症」と同じなのです。

 

身体機能低下に伴う脳機能の低下以外に、「薬」や「アルコール」が原因に挙がります。長い間使用していた薬をやめてしまうと禁断症状でせん妄に陥る可能性があります。あるいは薬の成分が脳神経に作用して脳機能低下を招くこともあります。

 

アルコール依存も脳機能低下を起こしてしまい、せん妄へとつながってしまうことがあります。アルコールの大量摂取は危険です。せん妄だけでなく、様々な病気へとかかってしまう原因にもなります。

 

せん妄とは、脳機能が一時的に低下した状態が原因なのです。常にせん妄状態でいる、ということはありません。ですが、本当の認知症ではないので安心、とはいきません。

 

入院をして、身体機能低下しているときはせん妄状態になることがあるのですが、身体が回復しても、認知機能が元に戻らないということもあります。

 

その場合はせん妄ではなく、入院前には気づけなかった認知症が表にあらわれたと判断できます。

 

せん妄なのか、認知症なのか。妄想と症状が似ているので判断の難しい面があります。特徴としては、一貫してせん妄状態にあるのではなく、普通に過ごしていたり、せん妄状態になったり、症状があらわれたり落ち着いていたりと変動が激しいです。そして、夜に症状があらわれるのも特徴です。

 

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