チャレンジ精神を失わない

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積極的に新しいことを始める

チャレンジ精神を失うと認知症につながります。

 

新しいことに興味を示せない、というのは生き物としての機能低下でもあるのです。脳は新しいもの、めずらしいと感じるものに興味を持つよう反応します。それは「外敵から自分の身を守るために身に付いた生存機構」なのです。

 

周囲の変化を敏感に察知してその変化に対応するため、です。この新しいものに反応する仕組みを「新奇性反応」と言います。初めて見た物や新しい環境に関心を持つように、新奇性(目新しいもの)反応というものがプログラムされているのです。

 

この反応は認知症にならないようにするために、脳に刺激を与え続けるために、なくてはならない心理です。

 

なにを目の前にしても無感動では、脳を活発に働かせることができません。使われなくなった機能というのは劣化していき、いずれ本当に機能そのものを失います。

 

体を動かさなくては運動量の低下、関節の可動域の縮小につながります。

 

これではいつか寝たきりになってしまいます。脳を使わなければ新たに「神経細胞」を作ることができず、記憶力が低下してしまいます。

 

神経細胞とは:
脳が取り入れた情報を他の細胞に伝える働きと、情報の処理を行う細胞です。神経細胞のおかげで記憶の想起(思い出す)ができます。

 

神経細胞が減少し続ければ認知機能が悪くなる一方です。そのまま進んでしまうとアルツハイマー病の症状が出始めます。

 

「新しい物事に取り組まない」

 

というのは認知症への道につながっているのです。興味というものを失ってしまうことは、老化のあらわれです。そうではなく、いつだって新しい物事に興味を示し続けることが実際の年齢に関係なく若さの証明になるのです。

 

これは精神論などではなく、脳の仕組みの問題です。新しい言葉を聞いたり、なにか知らない物を見たりするとき、脳は敏感に反応するようになっています。新奇性反応です。

 

知らない物事に関心を持ち、思考することで神経細胞が成長していきます。年齢に関係なくです。これまでに体験していない新たな物事が、これまでしたことない思考を促し、新しく脳内でそれに対応する機能を獲得するのです。

 

「常に新しいこと」

 

というのがポイントです。例えば「読書が脳に良い」といっても、それだけではいけません。確かに良いことなのですが「読む」という機能だけを活用していても、それ以外の脳の機能は使わなければ劣化していきます。

 

同じことだけを繰り返していても、脳の力を十分に活用することはできないのです。読書に使われる神経細胞だけを使っていても、別の機能を司る神経細胞までは刺激を送れないのです。

 

しかし、まったく別のことを始めれば神経細胞が刺激されます。これまで使っていない神経細胞を活用することになり、脳全体の力を底上げすることができます。

 

新しいことの繰り返しが認知機能向上につながります。

 

「面倒だ」
「やりたくない」

 

という理由で新たなチャレンジを放棄することは脳のためにはならず、認知症の危険が待っているのです。よほどストレスになるようなことであれば見送ってもかまいません。かまいませんがなんでも子供のように嫌がっていてはいけません。

 

子供は嫌なものには泣いて抵抗しますが、その分、好奇心も旺盛で新しいことに常に興味を示します。そして黙っていても新しい取り組みを始めます。

 

小さな子供の姿は「成長」という概念を形にしたようなものです。私たちはいくつになっても「子供心」というものを忘れてはいけないのです。

 

「いつもなにかに興味を持つ」

 

そうすることで脳が活発になり、認知症を予防することができます。この「新しいことを始める」というのは自分の問題であれば簡単な問題なのですが、ご家族の方の認知症予防のため、と考える場合難しい問題になります。

 

「なにか新しいことやって」

 

と言っても、人間は変化を嫌がる心理を抱えています。「やって」と言ってすんなりなんでもやってくれるとは限りません。それでも興味を持つ、という新奇性反応を引き出さなくてはいけません。なにかに興味を持たなくては脳を錆びつかせてしまいます。

 

そのためにご家族の方が普段はやっていないこと、知らないことをなんでもいいので、

 

「教えてあげる」

 

という行動が必要です。高齢になってから自発的になにか新しいことを始める人、というのはなかなかいないものです。ですので、あなたが新しい物事を教えてあげて、行動を促すようにしてあげるのです。

 

どんなことでもいいのです。これまでは知らなかったもの、見たことないものが関心を引き、興味を持つきっかけになります。些細な物事でも構わないのです。

 

何に関心を持つかは伝えてみないとわかりません。

 

そうやって常に新しいことをご家族の方に伝えていくコミュニケーションが大事なのです。

 

無駄になることなんてありません。目新しいものに触れていくことが脳を活性化させます。

 

ご家族の方には若い頃と同じように、新しい取り組みを始めてもらうように行動を促してあげてください。

 

それが認知症予防となります。

 

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