人の名前を間違える、別の人と勘違いする

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名前を間違えたり、

他の人と勘違いすることがあります

 

記憶力の低下が原因となって、会う機会が少ない人の名前を間違えたり、忘れてしまったりすることが、認知症の症状としてあります。

 

高齢になれば、当然記憶力が低下するので名前の言い間違いなどはあることです。ただ、認知症の場合だと、家族の名前まで間違えることがあります。記憶力の低下だけでなく、「見当識障害」も認知症の特徴としてあらわれる症状です。それが原因になっています。

 

見当識障害とは:
自分のいる環境が正確に認識できない状態です。自分が誰なのか、人や場所、時間、日付や朝、夜などがわからなくなってしまいます。失語などの影響が出ることもあります。認知症の他、頭部への衝撃が原因で脳にダメージを受けてしまうことでも、障害が発生することがあります。

 

家族に対して「はじめまして」と言ったりすることもあります。あるいは息子のことを「兄弟」と勘違いしたり、夫婦なのに他人だと思ったり、正常な認識が出来なくなってしまいます。それが行動にもあらわれます。

 

新しい記憶は無く、昔の記憶は残っていることが多いので、人物の取り違いから、接し方も変わることがあります。まったく身に覚えのない、関係のない他人との会話を身内にしてきたり、過去に出会った人物と間違えて抱きついてきたりすることもあります。

 

しかし、だからといって間違いを強く指摘することはいけません。無理やり訂正することはよくないケースがあります。本人がショックを受けてしまい、さらに症状の悪化が進むこともあります。心理的衝撃は認知症の方にとって大敵です。

 

自信を失い、落ち込むことで、奇妙な振る舞いを助長してしまう結果になりかねないので、周囲も対応の仕方に気を配る必要が出てきます。

 

なるべく傷つけないように、優しく間違えていること伝えたり、会う回数を増やすことで思い出してもらったり、コミュニケーションの方法を考える。それも認知症の症状が見えている方には大事なことなのです。

 

本人も間違えたいわけではありません。

 

認知症の症状が進行して、昔の記憶で人物や環境を間違えて認識しているときは、認知症の方のペースに合わせたコミュニケーションが大事です。否定することで混乱を起こしてしまいます。認知症の症状が進行している方と顔を合わせる機会がある方には、先んじて事情を説明し理解をしてもらうなど、接し方に注意してください。

 

もしご家族の方があなたの名前を間違えたり、誰かと勘違いをしていても、相手の事情を察して傷つかないよう、気をしっかり保ってください。

 

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